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年齢が進んでから生えると言われる、「親知らず」。
皆さんは歯医者に行ったら、絶対に抜かれると思っている方も多いのではないでしょうか?
もちろん、抜く場合もありますが、抜かずに様子を見る場合も多くあります。 では、「親知らず」はどんな時に抜いた方がいいのでしょうか。



■「親知らず」とは

永久歯は一般的に上下左右7本ずつの計28本ですが、8番目の歯が生えることがあります。これが「親知らず」です。 「親知らず」は「智歯(ちし)」と呼ばれることもありますが、正式名称は第3大臼歯です。年齢では18歳から25歳ぐらいの時に生えることが多いです。

「親知らず」は生えない人もいますし、生えていても顎の中に埋もれていて分からない人もいます。 また、生えたとしても1本だけだったり、2本だけだったりと4本全て生えるとは限りません。

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■「親知らず」を抜いた方がいい場合

「親知らず」が虫歯になっている場合
 「親知らず」は 1番奥に生えているため歯ブラシが届きにくく歯磨きが難しいので、他の歯より虫歯になりやすいです。 虫歯になった場合は治療がしにくいので、抜く場合が多いでしょう。 また、「親知らず」の手前の歯が虫歯になった場合も抜かれる事があります。

「親知らず」の生え方が悪い場合
顎が小さいと「親知らず」が生えるスペースがありません。 そのため、中途半端に生えたり、横向きや変な方向に生えたりすることがあります。
中途半端に生えてしまったり、歯ブラシが届きにくく虫歯になったり、歯茎が腫れたりしやすいです。 また、生え方が悪いと横の歯を圧迫するため、痛くなったり歯並びにも影響が出ます。

「親知らず」の噛み合わせが悪い場合
4本全て生えるわけではないので、上下で生えなければ噛み合わせがないことになります。 噛み合わせがないことで、歯肉や頬を傷つけてしまうことがあるのです。

痛みがある場合
痛みの原因は「親知らず」が虫歯になっていたり、生え方が悪かったり、炎症によって歯茎が腫れていたりなどが考えられます。



■「親知らず」を抜かなくてもいい場合

・上下ともに正常に生えている場合
・虫歯や歯周病など口の中に問題がない場合
・歯並びに問題がない場合
・抜歯せずに歯科矯正で良くなる場合

などがあります。



■まずは歯科医師へ相談を

「親知らず」は絶対に抜くものではありません。 まずは歯科医師へ相談をして、正しく生えているかを確認してもらうことが大切です。 「親知らず」は1番奥に生えているため、歯磨きがとても難しい場所になります。

泉田歯科医院では、ヘッドが小さい歯ブラシやワンタフトブラシなどを使っての歯磨きをおすすめしています。
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「親知らず」を抜かない場合でも、歯科医院で正しい歯磨き方法を学べるといいですね。

 


■子どもは歯科にいつから行けば良い?

早い子どもは生後6か月くらいから、歯が生え始めます。歯が生え始めたら虫歯予防のためにも歯磨きが大切です。子どもは自分で磨くことができないため、保護者の方が仕上げ磨きをすることが必須です。ですが、小さい子どもの歯磨きはとても大変です。そんな時、歯科に受診するのはいかがでしょうか?  

子どもの歯科受診は、生え始めから可能です。初めての歯科となると、子どもは口を開けたり見られたりすると大半が嫌がります。泣いてしまい、結局何もできないこともしばしば・・・。  

そのため、何度かトレーニングを重ねながら、歯科に慣れていくことから始めていくので安心です。また、子どもの歯みがきや仕上げ磨きの仕方を一緒に考えることができます。



 ■1歳半検診

最初の乳児歯科検診は1歳半です。乳歯に虫歯は無いか、生え方はどうかなどをチェックします。子どもが嫌がる場合は無理に診察をすることはありません。歯科検診では、診察の他に正しい歯みがきの仕方を子どもと保護者の方が一緒に学びます。小さいころから歯科に慣れておくと定期的に通いやすくなります。  


■歯科へ小さいころから通うメリット 

・虫歯を予防できる  正しい歯みがきをすることにより、口の中をキレイに保てるので虫歯予防になります。乳歯の虫歯を予防することで、永久歯も虫歯になりにくくなります。  

・歯並びが良くなる  虫歯を予防することで歯並びも良くなります。また、歯科に定期的に通うことでその都度歯並びのチェックをすることができます。必要であれば、早めに矯正治療を行うことも可能です。 

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・食生活が良くなる  虫歯予防のためには食生活も大切です。虫歯予防になる食生活を行うと、自然に食生活も改善されます。 

・歯科に通う習慣ができる 口の中を清潔に保つためには、定期的に歯科に通うことが大切です。これは、大人になっても同じことです。小さいころから習慣をつけておくことで歯科嫌いにならず、定期的に歯科に通うことができるようになります。

・歯の健康が長く保たれる  小さいころからしっかりと虫歯予防やメインテナンスを行っていると口の中は清潔に保たれるため、大人になっても歯の健康は保たれます。 

 
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■子どもの歯を守るために

歯科では、子どもが安心して通えるような環境や工夫を取り入れています。上記にお話しし
たように、小さいころから歯科に通うメリットはたくさんあります。子どもの歯を守るために是非、早いうちから歯科受診をしましょう!


 


歯を失った時の治療法は現在「インプラント」、「ブリッジ」、「入れ歯」と3種類が挙げられます。 歯科医院では口の中や全身状態に問題がなければ、「インプラント」をすすめられることが多いです。 なぜ、「インプラント」がすすめられるのでしょうか。 


■3種類の治療の特徴
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・インプラント 

インプラントは顎の骨に人工の歯根を植え込み、その上から人工の歯をくっつける治療です。 メリットは他の歯に負担をかけることなく入れられること、噛む力が自己の歯と同じくらい得られることが挙げられます。  

また、見た目が他の治療に比べても格段に良いということもメリットの1つです。 しかし、外科手術が必要となるため、持病がある人は受けにくくなります。 また、保険診療ではないため、治療費が他の2種類と比べると高いです。 

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・ブリッジ

ブリッジは残っている自分の歯を削って、その歯に抜けた分の人工歯をかぶせて連結して固定する治療です。 

メリットは、固定されるため違和感が少ないことが挙げられます。 見た目もきれいなものが多いです。 デメリットとしては残っている自分の歯を削るため、自己の歯に負担がかかることです。また、自己の歯が残っていないとできない治療になります。

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・入れ歯

入れ歯は、取り外し可能な人工歯を作ることです。  
部分入れ歯の場合は、留め金を隣の歯にかけて使用します。 メリットは、歯がなくなった部分が大きくても治療ができることです。  

また、他の2種類の治療とは違って簡単に行えるため、治療期間も短くなります。 しかし、部分入れ歯の場合、隣の歯に留め金をかけることでその歯自体が悪くなることがあります。

また、固定されていないため噛む力が弱いこと、留め金が見えることで見た目もきれいではないことがデメリットと言えるでしょう。


■「インプラント」がすすめられるわけ

「インプラント」が歯に優しい治療のためです。 「ブリッジ」も「入れ歯」も残っている健康な歯を削ったり、他の歯を傷めてしまう可能性があります。 しかし、「インプラント」は健康な歯を削らずに、美しさも得られる治療なのです。  

それに加えてしっかりと噛めることで、歯茎や顎の骨が痩せることも防ぐことができます。


 ■「インプラント」をすすめられたら

「インプラント」は他の健康な歯への負担が少なく、見た目も美しい治療ですが、最初に書いたようにデメリットもあります。 「インプラント」をすすめられた時は、歯科医師とよく相談しましょう。 治療期間やメンテナンス方法などをしっかりと理解されてから受けることをおすすめします。

 


子どもの乳歯は永久歯と比べて弱くやわらかいため、虫歯になりやすいです。虫歯は子どもの歯に悪い影響がたくさんあります。では、子どもの虫歯を予防するためにはどうすれば良いのでしょうか。


■子どもの虫歯予防が大切な理由

・永久歯を守るために
乳歯が虫歯になると、永久歯も虫歯になりやすいです。 乳歯が健康であれば、その後生える永久歯も健康に生えてきます。

・歯並びが良くなる
永久歯が健康に生えると、歯並びも良くなります。 

・きちんと噛むことができる
虫歯になると痛みが出るため、十分な咀嚼が難しくなります。 きちんと噛めずにいると固い物が食べられず、自然と柔らかい物ばかり食べてしまうなど偏食になることが多いです。 また、柔らかい物ばかりを食べていると、噛む筋肉もよく使えず、顎の骨にも刺激が届きません。 

そうすると筋肉や骨の発達ができない、つまり顎が発達できないのです。 しかし、虫歯がなく、咀嚼ができれば、顎は発達していきます。顎が発達することで永久歯が生える場所が確保できるため、歯並びが良くなるのです。 また、咀嚼回数が増えることで脳に刺激がいったり、歯をくいしばったりすることができます。

その結果、学習面や運動面に良い影響が出ることがあります。 きちんと噛むことは、子どもの成長にもつながります。


■子どもの虫歯予防のためにできること 

・家族全員が口の中をきれいにする
虫歯菌は、家族から子どもに移ります。 特に小さいお子さん、0歳から3歳ぐらいまでは、虫歯菌に感染しやすいです。 家族全員が虫歯菌を減らし、口の中をきれいにしておくことが大切です。

・歯磨き 
自分で磨くことも大切ですが、子どもは正しくきれいに歯を磨くことが難しいです。 保護者の方が仕上げ磨きをしましょう。

☆ 磨き残しが多いところ(赤い部分) ☆☆☆20201126-1.png

・食生活
甘い物を食べ過ぎたり、食べ物をずっと食べ続けたりすると、お口の中が虫歯になりやすい環境が続くため、虫歯になりやすくなります。食事やおやつの時間、内容を調整していくことが大切です。特に飴やチューインガムなどは長時間、お口の中にあるため控えるとよいです。
※キシリトールが入っているガムなどはむし歯の予防になります。

・定期検診
定期的に小児歯科へ行き、異常はないか、きちんと歯が磨けているかを確認してもらいます。 歯磨きの仕方は個人によって違うので、きちんと子どもの歯にあった歯磨きを親子で学ぶことが必要です。



■虫歯予防のために小児歯科で行っていること 

虫歯になりにくい歯にするために小児歯科では「フッ素塗布」や「シーラント」を行っています。 「フッ素塗布」とは、酸を抑えて歯の再石灰化を促す効果のある「フッ素」を塗布し、歯を強くすることです。

フッ素は定期的に塗布すると効果が持続します。 頻度は約3ヵ月から半年毎に1回です。 「シーラント」は、歯ブラシの届きにくい奥歯の溝をプラスチックで埋めることです。 フッ素も含まれているため、より虫歯になりにくくなります。

※フッ素やシーラントをしても、磨き残しがあれば虫歯になりやすいので、お家での歯みがきをしっかりすることが大切です。

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子どもが虫歯になると悪い影響がたくさんあります。
保護者の方はお子さんが虫歯にならないよう予防したいですよね。 子どもの虫歯を予防するには、子どもの生活習慣が大切だと言われています。 では、虫歯にならない生活習慣とはどのようなものなのでしょうか。 

今回は大きく分けて5つご紹介させていただきます。


1-虫歯にならない食生活

虫歯には生活習慣の中でも、特に食生活の習慣が大きく関わります。  

◎甘い物をとりすぎない 虫歯菌は糖分を栄養にしています。 
甘い物は糖分がたくさんあるので、虫歯菌も好みます。 甘い物をとりすぎないことが大切です。 

だらだら食べない 甘い物だけではなく、炭水化物も糖分です。 
だらだらと物を食べてしまうと、口の中にずっと糖分が残ったままになります。 つまり、ずっと虫歯菌の栄養が口の中にある状態なのです。 食事やおやつ、ジュースを飲む時間は決めて、だらだら食べる習慣はやめましょう。 

よく噛んで食べる よく噛むことで顎が発達します。 
顎が発達することで歯がきれいに生え、歯並びに良い影響を与えられるのです。 噛むことは脳を刺激することがわかっています。 また、歯を食いしばることができると運動にも効果的です。 よく噛むことは、子どもの成長につながるのです。 



2-正しい歯磨き 

歯の生え方は個人によって違うため、その子どもにあった歯磨きが必要です。 
子どもはきちんと歯磨きができないため、保護者の方は仕上げ磨きをしましょう。 また、歯磨きをするタイミングも大切です。  

食後やおやつの後は、歯磨きをする癖をつけておくといいですね。 歯磨きが出来ないときは、お茶や水でうがいをするだけでも効果があると言われています。 たくさん歯磨きをしても正しく行わなければ口の中はきれいにならず、虫歯になってしまいます。 
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泉田歯科医院では、正しい歯磨き方法を伝えるために3ヶ月に一度程度で、親子で来ていただき、クリーニングとむし歯チェックをさせていただいています。



3-早寝早起き

夜遅くに食事や間食をすると、虫歯になるリスクが高いと言われています。 また、夜遅くに食べることは他の病気にもつながるため、早寝早起きと規則正しい生活を送ることも大切です。 


4-家族全員が口をきれいにする

虫歯菌は親から子どもへうつるといわれています。 特に0歳から3歳頃までの小さなお子さんがいるご家庭では、注意が必要です。 子どもと大人が使う食器やスプーン、フォーク、箸など口の中に触れる物は分けて使いましょう。同じ物を使うとうつってしまうのが怖いところです。また、ご家族の方も口の中を清潔に保ち、虫歯菌を減らすことが大切です。



5-子どもが虫歯にならないために 

子どもの虫歯を予防するためには子どもだけではなく、家族全員の生活習慣を見直すことをおすすめいたします。

生活習慣を見直すことで、歯の健康が体の健康にもつながります。分からないことや不安なことがありましたらいつでも、お気軽にご相談下さい。

 


■小児歯科は普通の歯科とどう違うの? 
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小児歯科は、子供の歯に対応した医療機関です。普通の病院で小児科があるように、歯科にも子供専用のお医者さんが存在します。子供の口腔内についてのスペシャリストが対応いたします。 

大人と違って子供の口腔内は日々変化しており、発育や成長に関する専門的な知識が必要です。特に乳幼児は歯の生え変わりだけでなく、あごの成長も早い時期。

あごの発育は咀嚼や滑舌を良くするだけでなく、顔の形を整える大事な役割も果たします。また、乳幼児に気になる不正咬合についても、長期にわたる治療アドバイスをいたします。

小児歯科では虫歯だけではなく、トータルの口内環境、あごの成長などについて、専門的な診断ができる子供のための歯医者です。

小児歯科で受診できる年齢は0〜18歳頃までとなっていますが、泉田歯科医院は、全年齢層の方に応じた診療に対応しています。



■子供の恐怖心をなくす「明るい環境」がある 

小さなお子さまにとって歯医者さんは大変怖い場所です。歯を削る音や薬のにおい、麻酔の注射や治療の痛みなどは、子供にとって逃げ出したくなるような雰囲気を与えてしまい、歯医者さんへ行くこと自体を嫌がる原因にもなりかねません。 

しかし、小児歯科ならそんな子供の心を和らげる工夫がされています。お子さまの恐怖心を取り除けるように、スタッフの声がけや明るく楽しい待合室、待ち時間に遊べるおもちゃや絵本などが揃っており、子供の親しみやすい環境を心がけています。

また、スタッフもみな子供に慣れている人ばかりなので、幼稚園や保育園、託児所のような雰囲気も感じられます。これまで、どうしても歯医者さんを嫌がっていたというお子さまでも、小児歯科なら通院できたという場合もあるので、試しに来られてみてはいかがでしょうか。 

泉田歯科医院の託児室
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■小児歯科はどう選ぶ? 

歯科医院の診察科目に小児歯科があれば、子供専門の歯科治療が受けられます。
小児歯科を選ぶ際には、資格のある専門医であるかどうかが目安の一つになりますが、資格がなくても子供の歯科治療について多くの経験があるかどうかも大きなポイントです。

また、長期に通院することもあるので子供と通いやすい歯科医院を選ぶことも大切です。当院では小児のお口だけでなく、大人のお口の管理も行っています。保育士のいる託児施設も完備しているので、大人のお口の治療中は安心してお子さんを預けることができます。

自分ひとりだけの治療なら・・・と、我慢されている保護者の方もご一緒に通われてはいかがでしょうか。

 


子どもの食育

2020/10/08

■乳児期から離乳期 

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噛むことと口の役割の大切さを学ぶ食育は、赤ちゃんが生まれたときから始まっています。 

乳児期の母乳は赤ちゃんとお母さんの絆を深めるだけでなく、離乳食や幼児食の噛む、飲み込むなど口の機能の基となる基本的な口の動きを促します。 

また、指しゃぶりやおもちゃをくわえるといったことも、食べるための口や舌、顎の動かし方を学ぶことにつながります。無理に止めさせるのではなく、離乳食への移行期として見守りましょう。 

さらに離乳食が食べられるようになったら、赤ちゃんの歯の生え方を観察します。しっかり噛む、飲み込む能力が発達していくには、乳歯の状態に応じた離乳食であることが必要です。乳歯があまりない時期は、歯ぐきや舌で潰せるくらいのやわらかい食事、乳歯が生え揃ってきたら、しっかり噛み応えのある固めの食事であることが望ましいです。 

また、食事の際にしっかり口を閉じることも大切です。口を開けたまま食べてしまうと、歯並びにも影響するので、スプーンで食べさせるときに姿勢や口の状態に注目して、正しく食べられるよう促しましょう。  



■就学前の幼児期

離乳期が終わる3歳ごろにはすべての乳歯が生え揃い、大人と同じ食事ができるようになる時期です。このころの食事習慣は生涯に通じるものになるので、正しい食べ方を身につけてもらい、同時に歯みがきも習慣化させて口腔ケアを自分で行えるようにサポートしていきます。 

まず、食べ物を噛んでいる間にお茶や汁物などの液体を飲まないように注意しましょう。食べ物と一緒に液状のものを飲むと、しっかり噛まずに胃へ流し込むことになるため、消化が悪くなってしまいます。また、食事を急がないようにゆっくり食べることもしっかり咀嚼して食べることにつながります。周囲の大人がお手本になるよう、食べている姿を見せてあげましょう。 



■小学生から中学生頃 

小学校低学年は、乳歯から永久歯に生え変わる時期です。このころの食事は食べ物をこぼしやすくなり、噛む力も低下するので、食事時間をいつもよりたっぷり取り、しっかり口を閉じてから咀嚼(そしゃく)することを促します。 

また、奥歯が生え揃ったなら噛み応えのある固いものを与えて、噛む能力を育てましょう。また、前歯が生え揃ったら一口の量を多めに切り、前歯でしっかり食べ物を噛み切るトレーニングをすることも、丈夫な歯を育てることになります。 

さらに中学生になると、自分だけで食事をすることが増えます。自分でお菓子を食べることもできる年代ですが、この時期の間食や夜食、甘いおやつ類を控えて主食をしっかり食べることは、体の成長に良いだけでなく、歯周病や虫歯を防ぐことになります。 

また、この時期から肥満などのメタボリックシンドローム予備軍が現われることもあります。このため、規則的な食生活に加えて砂糖を多く含む間食や清涼飲料水を控えることが、歯だけでなく生涯にわたって体の健康を保つことにもつながります。

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■歯ぐきが赤く腫れる「歯肉炎」が歯周病の始まり 

歯周病は、歯ぐきが赤く腫れる歯肉炎から始まります。
歯垢や歯石が歯と歯肉のすき間や、歯と歯のすき間に溜まることで歯肉炎になります。歯肉炎になると、歯ぐきが赤く腫れて炎症し、出血することもあります。 

とはいえ歯肉炎の段階なら、家庭でしっかり正しいブラッシングをすることに加えて歯科医院でプラークや歯石を取り除くケアを受けることで、健康な歯肉を取り戻すことができます。
しかし、歯肉炎を放置してしまうと、歯と歯肉のすき間(歯周ポケット)に歯石がどんどんたまり、ポケットが深くなっていきます。さらに酷くなると膿が出ることもあります。 

また、歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)が炎症により壊されてしまうと、歯を支えることができなくなり、最終的に抜歯しなければならなくなってしまうこともあります。 

初期の歯周病は自覚症状がないことも多く、気づかないうちに病気が進行して骨にまで炎症が到達してしまうと、場合によっては手術が必要になります。歯周病を防ぐには、定期的に歯科医院でチェックしてもらい、適切な処置を受けることが重要です。また、ご自分でも丁寧に歯と歯肉のすき間をブラッシングするよう心がけましょう。  


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■歯周病の原因は「歯垢」のみがき残し 

歯周病の大きな原因は、歯みがきのブラッシングが歯肉まで行き届いていないことです。
特に歯と歯ぐきの間は忘れてしまいがちで、歯自体はしっかりブラッシングしていても歯の境目に歯垢が残り、歯周病菌が繁殖してしまうのです。 

歯垢(プラーク)が長い間歯の表面についていると、唾液のカルシウムやリン酸と結びついて、軽石のような硬い歯石ができてしまいます。この歯石に細菌が引き寄せられ、さらに繁殖していくのです。歯肉の周囲で細菌が繁殖すると、酵素や毒素を出すようになり、歯肉が赤く腫れたり出血を起こすようになります。 

歯と歯肉のすき間(歯周ポケット)は酸素が少なく、細菌の繁殖しやすい環境です。このため歯周病菌はさらに繁殖し、歯を支える歯槽骨を溶かします。こうなると歯肉が下がってきたり、痩せたりして歯がぐらつくこともあり、酷い場合は歯が抜けてしまう原因にもなりかねません。 



■歯周病の「検査と治療」 歯周病の初期はあまり自覚症状が出ないため、気づいていたらかなり進行してしまっていたというケースが少なくありません。ですから、定期的に検診を受けることが重要なポイントとなります。 

歯科医院ではプローブという針状の器具を歯周ポケットに入れて深さを調べるプロービング検査や、歯垢の付着を調べたり、レントゲンによって骨の状態を確認する検査などが行われます。 

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検査の結果、歯周病と診断されたら、まず歯石除去や噛み合わせの調節などを行い、さらに正しい歯みがき指導が行われます。歯周ポケットの深さが改善されず重症と判断された場合は、歯ぐきの手術が必要なこともあり、この場合は歯周外科手術を行います。手術は1~2時間ほどで、歯肉を切開し深い部分に残る歯石や膿を取り出して歯周組織の再生を図ります。 

重度の歯周病にならないためにも、普段の習慣を見直したり、定期健診を受けることをおすすめします。


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■歯並びが悪いとどうなる? 

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受け口や開咬(かいこう)、叢生(そうせい)などのいわゆる乱ぐい歯すきっ歯などと言われる、歯並びの悪さにもいろいろありますが、見た目や咀嚼に影響があるだけでなく、歯みがきが行き届かなくなるために虫歯になりやすくなったり、発音に影響が出てしまうこともあります。

さらに、口周りの筋肉や唇にクセがつき、口呼吸になってしまう原因にもなりかねません。 

また、歯並びの悪さの原因はさまざまで、指しゃぶりなどの生活習慣からなってしまう場合と、もともと歯の本数が少ないなどの遺伝的な場合に分けられます。生活習慣は気をつければ歯並びが改善される可能性がありますが、遺伝的な要因は歯自体を動かす必要があり、歯列矯正が必要となることがあります。 



■子どもの矯正の時期や期間について 

子どもの歯列矯正は2期に分けられ、あごの骨の成長時期が大きく関係してきます。子どものあごは15歳前後まで成長するので、観察しつつ適切な矯正治療をする必要があります。1期矯正はあごの骨を矯正する治療で、3歳〜12歳に行われる矯正です。あごの成長が著しいこの時期に骨格を矯正することで、よい結果を得られやすいことが分かっています。 

2期の治療は、個人差にもよりますが12歳前後から開始する矯正です。あごの骨の矯正が終わったお子さんや、骨の矯正が必要のない場合は、この時期から矯正を始める場合が多くなります。また、永久歯がすべて生え揃った2期の治療期間は2〜3年ほどが目安です。 

歯列矯正は虫歯治療と違い、比較的長期の治療となります。ワイヤーやマウスピースなど、矯正器具を毎日長時間入れるため、子ども本人の矯正が治療を希望するかの確認も必要です。このため、矯正を成功させるためには、お子さんとしっかり話し合うことも大切です。 



■乳幼児の骨格矯正の必要性 

7歳くらいから小学校中学年頃までに行われる1期矯正は、あごの骨を動かす骨格矯正です。小さいころに骨格矯正をしておくことで、大人になって歯列矯正が必要な場合も、歯を抜く必要がありません。また、再度矯正する場合にも短期間で済むため、長期の治療を見据えた場合によい結果が得られることが分かっています。 

あごの骨の矯正に使われる装置は、口の中に入れる拡大装置や、頭に装着するヘッドギアなどの器具を使用します。期間は1〜3年ほどで、定期的に歯科へ通院することが必要であるため、治療前にしっかり計画を立てて、期間中お子さんの体調管理をしっかりすることも重要になります。 

乳幼児の1期治療の開始時期はお子さんの成長とも関係するので、小児歯科とカウンセリングを行い、適切な時期を逃さないようにしましょう。また、あごの骨格矯正が必要でないこともあるので、矯正専門医に見極めてもらうことも大切です。

 


■進行の早い乳幼児の虫歯

乳幼児の歯は大人に比べて虫歯になりやすく、進行も早いことが分かっています。歯の表面のエナメル質とその下の象牙質が未熟で虫歯菌に犯されやすい上に、菌の餌になる甘いお菓子が大好き、という虫歯にとって好都合な条件が揃っています。 

このことから、歯科検診で診断された虫歯になりかけの状態でも、短期間であっという間に進行してしまうことがよくあります。就学前のお子さんのお口の中は日々チェックして、磨けていないところは大人が仕上げ磨きをしてあげましょう。また、あやしい歯が見つかれば、早めに歯科でチェックしてもらうことが大切です。 


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■小児歯科での虫歯治療 

虫歯の治療方法は大人も子供も同じです。しかし、抜歯については細心の注意が必要で、ひどい虫歯だからといって、あまりにも早い時期に歯を抜いてしまうと、歯並びや噛み合わせに影響してしまうことがあるため、先生と相談しながら治療を進めていく必要があります。


また、子どもの歯と大人の歯が混ざる、常に成長段階の状態です。このためお口の中の成長を踏まえた治療を行うことが必要とされ、歯だけではなく、あごの発達についても細心の注意を払うことが求められます。 

泉田歯科医院ではこういった乳幼児の歯についての特徴を考慮して最適な治療を施しています。 



■子供の虫歯は予防も大切 

小児歯科で行われている虫歯治療には、予防的なものが多くあります。一つ目は歯のクリーニングで、虫歯予防だけでなく初期の虫歯についても効果があるケアです。歯にたまった歯垢や歯石を専用器具で除去し、虫歯の元になる虫歯菌の発生を防ぎます。 

二つ目は奥歯の溝にフッ素配合のプラスチック、シーラントを埋め込む治療法です。歯垢がたまりやすい溝にシーラントを施すことで歯垢の付着を防ぎ、フッ素の力で虫歯になりにくくなる効果があります。乳幼児の奥歯は、歯みがきが行き届かず、知らない間に虫歯になっているということがよくあるため、あらかじめ奥歯に虫歯予防を施しておくのもおすすめです。 シーラントをご希望される方は受付や歯科衛生士にお伝えください。


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三つ目は、フッ素を歯の表面に直接塗布することです。フッ素は歯の石灰化を促すため、エナメル質が未熟で薄い乳幼児の歯に虫歯菌を寄せ付けず、強い歯にすることができます。フッ素を塗布することは、子どもの歯の虫歯予防だけでなく、生えたての大人の歯を守る効果もあります。 

泉田歯科医院では、乳幼児一人ひとりについてお口の中の状況を診断し、適切な予防治療を施しています。最適な虫歯治療はお子さんの成長段階によっても違ってくるため、定期的な検診や先生に診察をしてもらうことが大切です。

 



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