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■小児歯科は普通の歯科とどう違うの? 
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小児歯科は、子供の歯に対応した医療機関です。普通の病院で小児科があるように、歯科にも子供専用のお医者さんが存在します。子供の口腔内についてのスペシャリストが対応いたします。 

大人と違って子供の口腔内は日々変化しており、発育や成長に関する専門的な知識が必要です。特に乳幼児は歯の生え変わりだけでなく、あごの成長も早い時期。

あごの発育は咀嚼や滑舌を良くするだけでなく、顔の形を整える大事な役割も果たします。また、乳幼児に気になる不正咬合についても、長期にわたる治療アドバイスをいたします。

小児歯科では虫歯だけではなく、トータルの口内環境、あごの成長などについて、専門的な診断ができる子供のための歯医者です。

小児歯科で受診できる年齢は0〜18歳頃までとなっていますが、泉田歯科医院は、全年齢層の方に応じた診療に対応しています。



■子供の恐怖心をなくす「明るい環境」がある 

小さなお子さまにとって歯医者さんは大変怖い場所です。歯を削る音や薬のにおい、麻酔の注射や治療の痛みなどは、子供にとって逃げ出したくなるような雰囲気を与えてしまい、歯医者さんへ行くこと自体を嫌がる原因にもなりかねません。 

しかし、小児歯科ならそんな子供の心を和らげる工夫がされています。お子さまの恐怖心を取り除けるように、スタッフの声がけや明るく楽しい待合室、待ち時間に遊べるおもちゃや絵本などが揃っており、子供の親しみやすい環境を心がけています。

また、スタッフもみな子供に慣れている人ばかりなので、幼稚園や保育園、託児所のような雰囲気も感じられます。これまで、どうしても歯医者さんを嫌がっていたというお子さまでも、小児歯科なら通院できたという場合もあるので、試しに来られてみてはいかがでしょうか。 

泉田歯科医院の託児室
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■小児歯科はどう選ぶ? 

歯科医院の診察科目に小児歯科があれば、子供専門の歯科治療が受けられます。
小児歯科を選ぶ際には、資格のある専門医であるかどうかが目安の一つになりますが、資格がなくても子供の歯科治療について多くの経験があるかどうかも大きなポイントです。

また、長期に通院することもあるので子供と通いやすい歯科医院を選ぶことも大切です。当院では小児のお口だけでなく、大人のお口の管理も行っています。保育士のいる託児施設も完備しているので、大人のお口の治療中は安心してお子さんを預けることができます。

自分ひとりだけの治療なら・・・と、我慢されている保護者の方もご一緒に通われてはいかがでしょうか。

 


子どもの食育

2020/10/08

■乳児期から離乳期 

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噛むことと口の役割の大切さを学ぶ食育は、赤ちゃんが生まれたときから始まっています。 

乳児期の母乳は赤ちゃんとお母さんの絆を深めるだけでなく、離乳食や幼児食の噛む、飲み込むなど口の機能の基となる基本的な口の動きを促します。 

また、指しゃぶりやおもちゃをくわえるといったことも、食べるための口や舌、顎の動かし方を学ぶことにつながります。無理に止めさせるのではなく、離乳食への移行期として見守りましょう。 

さらに離乳食が食べられるようになったら、赤ちゃんの歯の生え方を観察します。しっかり噛む、飲み込む能力が発達していくには、乳歯の状態に応じた離乳食であることが必要です。乳歯があまりない時期は、歯ぐきや舌で潰せるくらいのやわらかい食事、乳歯が生え揃ってきたら、しっかり噛み応えのある固めの食事であることが望ましいです。 

また、食事の際にしっかり口を閉じることも大切です。口を開けたまま食べてしまうと、歯並びにも影響するので、スプーンで食べさせるときに姿勢や口の状態に注目して、正しく食べられるよう促しましょう。  



■就学前の幼児期

離乳期が終わる3歳ごろにはすべての乳歯が生え揃い、大人と同じ食事ができるようになる時期です。このころの食事習慣は生涯に通じるものになるので、正しい食べ方を身につけてもらい、同時に歯みがきも習慣化させて口腔ケアを自分で行えるようにサポートしていきます。 

まず、食べ物を噛んでいる間にお茶や汁物などの液体を飲まないように注意しましょう。食べ物と一緒に液状のものを飲むと、しっかり噛まずに胃へ流し込むことになるため、消化が悪くなってしまいます。また、食事を急がないようにゆっくり食べることもしっかり咀嚼して食べることにつながります。周囲の大人がお手本になるよう、食べている姿を見せてあげましょう。 



■小学生から中学生頃 

小学校低学年は、乳歯から永久歯に生え変わる時期です。このころの食事は食べ物をこぼしやすくなり、噛む力も低下するので、食事時間をいつもよりたっぷり取り、しっかり口を閉じてから咀嚼(そしゃく)することを促します。 

また、奥歯が生え揃ったなら噛み応えのある固いものを与えて、噛む能力を育てましょう。また、前歯が生え揃ったら一口の量を多めに切り、前歯でしっかり食べ物を噛み切るトレーニングをすることも、丈夫な歯を育てることになります。 

さらに中学生になると、自分だけで食事をすることが増えます。自分でお菓子を食べることもできる年代ですが、この時期の間食や夜食、甘いおやつ類を控えて主食をしっかり食べることは、体の成長に良いだけでなく、歯周病や虫歯を防ぐことになります。 

また、この時期から肥満などのメタボリックシンドローム予備軍が現われることもあります。このため、規則的な食生活に加えて砂糖を多く含む間食や清涼飲料水を控えることが、歯だけでなく生涯にわたって体の健康を保つことにもつながります。

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■歯ぐきが赤く腫れる「歯肉炎」が歯周病の始まり 

歯周病は、歯ぐきが赤く腫れる歯肉炎から始まります。
歯垢や歯石が歯と歯肉のすき間や、歯と歯のすき間に溜まることで歯肉炎になります。歯肉炎になると、歯ぐきが赤く腫れて炎症し、出血することもあります。 

とはいえ歯肉炎の段階なら、家庭でしっかり正しいブラッシングをすることに加えて歯科医院でプラークや歯石を取り除くケアを受けることで、健康な歯肉を取り戻すことができます。
しかし、歯肉炎を放置してしまうと、歯と歯肉のすき間(歯周ポケット)に歯石がどんどんたまり、ポケットが深くなっていきます。さらに酷くなると膿が出ることもあります。 

また、歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)が炎症により壊されてしまうと、歯を支えることができなくなり、最終的に抜歯しなければならなくなってしまうこともあります。 

初期の歯周病は自覚症状がないことも多く、気づかないうちに病気が進行して骨にまで炎症が到達してしまうと、場合によっては手術が必要になります。歯周病を防ぐには、定期的に歯科医院でチェックしてもらい、適切な処置を受けることが重要です。また、ご自分でも丁寧に歯と歯肉のすき間をブラッシングするよう心がけましょう。  


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■歯周病の原因は「歯垢」のみがき残し 

歯周病の大きな原因は、歯みがきのブラッシングが歯肉まで行き届いていないことです。
特に歯と歯ぐきの間は忘れてしまいがちで、歯自体はしっかりブラッシングしていても歯の境目に歯垢が残り、歯周病菌が繁殖してしまうのです。 

歯垢(プラーク)が長い間歯の表面についていると、唾液のカルシウムやリン酸と結びついて、軽石のような硬い歯石ができてしまいます。この歯石に細菌が引き寄せられ、さらに繁殖していくのです。歯肉の周囲で細菌が繁殖すると、酵素や毒素を出すようになり、歯肉が赤く腫れたり出血を起こすようになります。 

歯と歯肉のすき間(歯周ポケット)は酸素が少なく、細菌の繁殖しやすい環境です。このため歯周病菌はさらに繁殖し、歯を支える歯槽骨を溶かします。こうなると歯肉が下がってきたり、痩せたりして歯がぐらつくこともあり、酷い場合は歯が抜けてしまう原因にもなりかねません。 



■歯周病の「検査と治療」 歯周病の初期はあまり自覚症状が出ないため、気づいていたらかなり進行してしまっていたというケースが少なくありません。ですから、定期的に検診を受けることが重要なポイントとなります。 

歯科医院ではプローブという針状の器具を歯周ポケットに入れて深さを調べるプロービング検査や、歯垢の付着を調べたり、レントゲンによって骨の状態を確認する検査などが行われます。 

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検査の結果、歯周病と診断されたら、まず歯石除去や噛み合わせの調節などを行い、さらに正しい歯みがき指導が行われます。歯周ポケットの深さが改善されず重症と判断された場合は、歯ぐきの手術が必要なこともあり、この場合は歯周外科手術を行います。手術は1~2時間ほどで、歯肉を切開し深い部分に残る歯石や膿を取り出して歯周組織の再生を図ります。 

重度の歯周病にならないためにも、普段の習慣を見直したり、定期健診を受けることをおすすめします。


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■歯並びが悪いとどうなる? 

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受け口や開咬(かいこう)、叢生(そうせい)などのいわゆる乱ぐい歯すきっ歯などと言われる、歯並びの悪さにもいろいろありますが、見た目や咀嚼に影響があるだけでなく、歯みがきが行き届かなくなるために虫歯になりやすくなったり、発音に影響が出てしまうこともあります。

さらに、口周りの筋肉や唇にクセがつき、口呼吸になってしまう原因にもなりかねません。 

また、歯並びの悪さの原因はさまざまで、指しゃぶりなどの生活習慣からなってしまう場合と、もともと歯の本数が少ないなどの遺伝的な場合に分けられます。生活習慣は気をつければ歯並びが改善される可能性がありますが、遺伝的な要因は歯自体を動かす必要があり、歯列矯正が必要となることがあります。 



■子どもの矯正の時期や期間について 

子どもの歯列矯正は2期に分けられ、あごの骨の成長時期が大きく関係してきます。子どものあごは15歳前後まで成長するので、観察しつつ適切な矯正治療をする必要があります。1期矯正はあごの骨を矯正する治療で、3歳〜12歳に行われる矯正です。あごの成長が著しいこの時期に骨格を矯正することで、よい結果を得られやすいことが分かっています。 

2期の治療は、個人差にもよりますが12歳前後から開始する矯正です。あごの骨の矯正が終わったお子さんや、骨の矯正が必要のない場合は、この時期から矯正を始める場合が多くなります。また、永久歯がすべて生え揃った2期の治療期間は2〜3年ほどが目安です。 

歯列矯正は虫歯治療と違い、比較的長期の治療となります。ワイヤーやマウスピースなど、矯正器具を毎日長時間入れるため、子ども本人の矯正が治療を希望するかの確認も必要です。このため、矯正を成功させるためには、お子さんとしっかり話し合うことも大切です。 



■乳幼児の骨格矯正の必要性 

7歳くらいから小学校中学年頃までに行われる1期矯正は、あごの骨を動かす骨格矯正です。小さいころに骨格矯正をしておくことで、大人になって歯列矯正が必要な場合も、歯を抜く必要がありません。また、再度矯正する場合にも短期間で済むため、長期の治療を見据えた場合によい結果が得られることが分かっています。 

あごの骨の矯正に使われる装置は、口の中に入れる拡大装置や、頭に装着するヘッドギアなどの器具を使用します。期間は1〜3年ほどで、定期的に歯科へ通院することが必要であるため、治療前にしっかり計画を立てて、期間中お子さんの体調管理をしっかりすることも重要になります。 

乳幼児の1期治療の開始時期はお子さんの成長とも関係するので、小児歯科とカウンセリングを行い、適切な時期を逃さないようにしましょう。また、あごの骨格矯正が必要でないこともあるので、矯正専門医に見極めてもらうことも大切です。

 


■進行の早い乳幼児の虫歯

乳幼児の歯は大人に比べて虫歯になりやすく、進行も早いことが分かっています。歯の表面のエナメル質とその下の象牙質が未熟で虫歯菌に犯されやすい上に、菌の餌になる甘いお菓子が大好き、という虫歯にとって好都合な条件が揃っています。 

このことから、歯科検診で診断された虫歯になりかけの状態でも、短期間であっという間に進行してしまうことがよくあります。就学前のお子さんのお口の中は日々チェックして、磨けていないところは大人が仕上げ磨きをしてあげましょう。また、あやしい歯が見つかれば、早めに歯科でチェックしてもらうことが大切です。 


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■小児歯科での虫歯治療 

虫歯の治療方法は大人も子供も同じです。しかし、抜歯については細心の注意が必要で、ひどい虫歯だからといって、あまりにも早い時期に歯を抜いてしまうと、歯並びや噛み合わせに影響してしまうことがあるため、先生と相談しながら治療を進めていく必要があります。


また、子どもの歯と大人の歯が混ざる、常に成長段階の状態です。このためお口の中の成長を踏まえた治療を行うことが必要とされ、歯だけではなく、あごの発達についても細心の注意を払うことが求められます。 

泉田歯科医院ではこういった乳幼児の歯についての特徴を考慮して最適な治療を施しています。 



■子供の虫歯は予防も大切 

小児歯科で行われている虫歯治療には、予防的なものが多くあります。一つ目は歯のクリーニングで、虫歯予防だけでなく初期の虫歯についても効果があるケアです。歯にたまった歯垢や歯石を専用器具で除去し、虫歯の元になる虫歯菌の発生を防ぎます。 

二つ目は奥歯の溝にフッ素配合のプラスチック、シーラントを埋め込む治療法です。歯垢がたまりやすい溝にシーラントを施すことで歯垢の付着を防ぎ、フッ素の力で虫歯になりにくくなる効果があります。乳幼児の奥歯は、歯みがきが行き届かず、知らない間に虫歯になっているということがよくあるため、あらかじめ奥歯に虫歯予防を施しておくのもおすすめです。 シーラントをご希望される方は受付や歯科衛生士にお伝えください。


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三つ目は、フッ素を歯の表面に直接塗布することです。フッ素は歯の石灰化を促すため、エナメル質が未熟で薄い乳幼児の歯に虫歯菌を寄せ付けず、強い歯にすることができます。フッ素を塗布することは、子どもの歯の虫歯予防だけでなく、生えたての大人の歯を守る効果もあります。 

泉田歯科医院では、乳幼児一人ひとりについてお口の中の状況を診断し、適切な予防治療を施しています。最適な虫歯治療はお子さんの成長段階によっても違ってくるため、定期的な検診や先生に診察をしてもらうことが大切です。

 


■インプラントならしっかり噛める 

虫歯や歯周病が酷く、抜歯せざるを得なかったという方もいるでしょう。しかし、失った歯の変わりに代用の歯を作ることができます。治療法は3つ、入れ歯、ブリッジ、インプラントです。 

一本の歯を治療する場合、入れ歯は隣の歯にバネをかけることになり、金具が必要となりす。また、ブリッジは隣の歯を削り、数本まとめて義歯の被せ物をするため、健康な歯まで傷つけられることになります。 

入れ歯もブリッジも隣の歯を使うため、多かれ少なかれ治療の必要のない歯まで影響が出てしまいます。また、歯の根がないため、しっかり噛むことができず、食事が物足りなく感じてしまうことも。 

しかし、なくなった歯根の代わりに人口歯根(インプラント体)を植え込むインプラントなら、健康な歯を傷つけることなく自分の歯と同じようにしっかり噛むことができるのです。  



■インプラント治療の流れ 

インプラント治療は、麻酔や術後の処置が必要な手術です。さまざまな治療法がありますが、これまでに主流とされてきた2回に分けて手術を行う二回法ですと、インプラントと骨が結合する3〜6ヶ月ほどの期間を経て、2回目の手術を行います。 

一次手術は人工歯根を埋めるためのホールを歯槽骨に形成し、チタン製のインプラント体を埋め込みます。この後の治癒期間で、周囲の骨としっかり結合させます。 

上顎で約3〜6ヶ月、下顎で2〜3ヶ月ほどの期間をおいて二次手術を行い、インプラント上部を歯肉から露出させ、歯肉の治癒を促す専用キャップを取り付けます。そして歯肉の状態がよくなったら、インプラント上部の型取りを行い、被せ物を作るという方法になります。 



 ■保険はきかないけれど、多くのメリットがある 

インプラントは、保険適用となる場合もありますが、基本的には保険のきかない自費払いになります。一本30万円ほどと高額なので、つい保険のきく入れ歯やブリッジにしてしまいがちですが、長い目で見ると高いともいえません。 

一番のメリットは、骨が痩せるのを防ぐことができます。抜歯によって咀嚼の刺激が骨に伝わらなくなると、骨が痩せていくため、もろくなってしまうこともあります。しかし、インプラントの人工歯根を入れることで、健康な歯と同じように咀嚼による刺激が起こるため、骨が痩せるのを防ぐことになるのです。 

このほか、入れ歯は見た目が不自然になってしまったり、ブリッジは保険適用にならない場合もあるため、見た目を気にする人には満足のいかない治療となってしまうこともあるでしょう。一方、インプラントであれば、健康な歯を傷つけることなく審美性が高い、自然の歯のように治療することができるのでおすすめです。

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■あごの幅を広げる拡大床 

歯列矯正の一期、3〜12歳(小学校低学年で行うことが多い)であごの幅を大きくするために使用されるのが拡大床です。拡大床は乳歯が生え揃った時期や、永久歯への生え変わり初期に使われます。 

拡大床はプレートやワイヤーでできた拡大装置を用いてあごの大きさを広げ、歯を抜くことなく歯を並べるためのスペースを確保します。歯と歯の内側にワイヤーやネジを装着してあごの幅を調整する仕組みですが、簡単に取り外しすることができるので、食事制限もありません。このため小さなお子さまでも治療中のストレスが軽減されます。 



■顔に取り付ける矯正装置 

顔に取り付ける矯正装置は、主に受け口や出っ歯の矯正で使われます。 

受け口の矯正装置はフェイシャルマスクと呼ばれ、下あごの成長を抑えつつ、上あごの矯正装置をゴムで前に引っ張ります。顔全体にワイヤーをかけるので目立ってしまいますが、幼稚園や学校から帰ってきたあとの時間に使うことができます。一日10〜12時間以上の装着が必要となります。 

また、出っ歯の矯正にはヘッドギアを使います。ゴムの力で頭を押さえて、上あごの奥歯を後方へ引っ張ります。個人差はあるものの、歯の移動のためにはこちらも一日10時間以上の使用が必要です。 

フェイシャルマスクやヘッドギアは顔全体に使われる大きな装置ですが、24時間の装着は必要なく、睡眠時間を利用することができるのが利点と言えるでしょう。 



■歯のスペースを維持するリンガルアーチ 

歯のスペースの維持や固定に使われるのがリンガルアーチです。ワイヤーを口の中に取り付けますが、奥歯にセメントで固定するので取り外すことができません。また、少数の歯を移動する際にも使われる装置で、小学校1年生頃から使われます。 



■子どもの矯正治療は家族の協力が必要 

小さなお子さんの矯正治療は歯医者さんを怖がったり、矯正装置を不快に感じてしまい、我慢することが難しいこともあります。特に思春期の女のお子様にはご家族の協力がとても重要です。

また、装置をつけることで歯みがきがやりづらくなり、虫歯になりやすくなってしまうといったデメリットが生じる恐れもあります。 

しかし、将来の歯並びや骨格のことを考慮すると小さいうちに矯正を開始した方がよいこともあり、特にあご骨の矯正は小さいうちだからこそ、可能な歯列矯正です。矯正期間も1〜2年なので、小さいお子さんでも家族の協力があれば十分可能と言えるでしょう。 

実際に矯正するかどうかは、検査と専門医の判断も必要になるので、家族の協力と合わせて十分考慮することが必要です。装置を取り付けている期間は、食後の仕上げ磨きも必要となるので、家族にも時間があるかどうかなども考慮して矯正に適する時期を決めるとよいでしょう。

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■就学前の矯正治療 

・子供の矯正治療は、乳歯から永久歯に生え変わる時期の7歳ごろからが適しています。しかし、一人ひとりの歯並びや永久歯の状態によって適切な時期は変わってくるので、早めに診断してもらい、治療を行うのに適している時期を診てもらうことが大切です。 

乳歯が多い段階で歯並びがでこぼこしていても、永久歯へ生え変わるときれいに整うことがあります。そのため、大人の歯が生え揃うまで様子を見ることもあり、急いで矯正を始めないほうがよい場合もあります。 

将来の矯正を前提にして、床矯正(しょうきょうせい)をすることもあります。床矯正とは体の成長に合わせてあごを少しずつ広げていく矯正治療で、本格的な矯正治療の際に抜歯する必要をなくしたり、歯が生え揃うスペースを確保する効果もあります。  

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■反対咬合について 

歯を噛み合わせたときに、下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態のことを反対咬合といいます。反対咬合は歯並びの乱れや噛み合わせがあっていない場合の症状で、あごの骨のバランスに問題がなければ改善できることがほとんどです。 

反対咬合の原因として、口呼吸やうつぶせ寝、頬づえなどがあり、普段の姿勢や食事の際の口唇の状態にも関係があることが分かっています。姿勢をまっすぐにすることを心がけ、口をしっかり閉じて食事をすること、また寝るときは仰向けになることなど生活習慣に気をつけるだけで、反対咬合や不正咬合を防ぐことが可能です。 

噛み合わせの異常は、子供本人だけではなかなか気づくことができません。周囲の大人が気をつけて観察することで、早い時期に噛み合わせの悪さを発見することができます。そのため普段から子供が食事をする際に気をつけてあげることが大切です。 


■矯正の失敗例

子供の矯正は失敗することもあります。その原因は思いがけず子供の成長が早く、当初の治療計画に合わなかったり、不正咬合の原因である生活習慣が治せなかったりすることが挙げられます。特に7歳以降の子供は突然発育のスピードが速くなることがあるため、治療計画の予測を超えてしまうこともあります。 

子供が矯正装置を嫌がったり、きちんと予約日に通院できないと予定の治療計画を施すことができないため、矯正が失敗に終わることもあります。 

乳歯から永久歯へ生え変わる時期は、骨の成長も著しいため、歯の生え変わりや骨の状態を観察しながら、適切な器具を考慮していく必要があります。指定された通院日には必ず通って、矯正治療が問題なく進んでいるか歯科医院でチェックしてもらいましょう。 

お子さんの成長の様子を見て適切な治療計画を歯科医院で立ててもらうことが重要になります。

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■インプラント治療後に起こりうる「炎症」 

インプラントの治療後には、インプラント周囲粘膜炎、インプラント周囲炎について気をつける必要があります。どちらも治療部位周辺に感染が起こることが原因ですが、粘膜に限定されているか、骨を伴っているかどうかという違いがあります。インプラント周囲炎は周囲の骨の吸収を引き起こすため、インプラントの喪失につながってしまう可能性もあります。 

インプラント周囲の炎症を起こさないためにも、治療後は日ごろの口腔清掃が重要になります。これまで以上に食事後の歯みがきやうがいを心がけ、治療部位の変化に関心を持ち、観察しましょう。そして歯科医院で定期的なメンテンスを受けることが大切です。 



■インプラント治療が「受けられない人」 

インプラント治療は虫歯治療とは異なり、手術になります。このため、呼吸器系疾患の喘息、循環器系疾患の高血圧症や心臓疾患等、骨粗鬆症や糖尿病等の疾患、腎臓や肝臓の機能障害がある場合は、治療が受けられないこともあります。また、服用中の薬によってはインプラント治療が適さないことがあるので、担当医に現在の状況を詳しく知らせましょう。 


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このほか、インプラントを施す予定の部位に十分な骨がない場合は治療が難しくなります。この場合、最初に骨を造るための手術を行いますが、患者さんの負担が大きくなります。

また、歯周病により歯肉に問題がある場合や、喫煙している人はインプラントの寿命が短いことが分かっています。

喫煙者の方はインプラント治療の前に歯周病を治療し、禁煙や減煙を行うことで治療がスムーズになり、手術後の経過も良好となるでしょう。 




■インプラントの「費用」 

自費診療となるので、30万円程度の高額費用が必要になるインプラント治療ですが、保険が適用される場合もあります。先天的に歯や顎骨を欠損している場合や、腫瘍等や外傷で顎骨を失った場合やその部位に骨移植をして再建した場合に限り、健康保険が適用されるようになっています。 

この病気に当てはまらない場合は、保険適用とはなりません。治療にかかるすべての費用、検査や手術、義歯による治療をすべて考慮して、治療終了までの費用を最初に確認しておくとよいでしょう。 

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義歯による治療はインプラント以外にも入れ歯やブリッジがありますが、隣の歯を削ったり金属のバネを入れる必要があるため、健康な歯を傷つけてしまうこともあります。しかし、2つとも保険が適用され費用が抑えられることと、治療期間がインプラントに比べて短いという利点もあるので、メリット、デメリットを考慮してよい治療方法を選びましょう。

 


■虫歯が歯髄(神経)に及んでいないのなら「浅い虫歯」 

虫歯を見つけていざ治療を始める際のポイントは、虫歯が歯髄、歯の根に達しているかという点です。虫歯の表面の穴が大きいとかなり深いと思われがちですが、虫歯の深さと見た目の大きさは関係ありません。

見た目は大きくても歯科医院でレントゲンを撮ってもらうと、歯髄までいかずに、レジン(プラスチックの詰め物)やインレー(部分的な銀の被せ物)で修復することが可能なむし歯もあります。一般的に詰め物をしてもらう方法で、レジンなら家や壁のヒビ修復のように少し削ることで修復できるので、比較的簡単に治療が終わります。

一方インレーは、神経を抜くほどではないがレジンでは修復できない虫歯が対象になります。奥歯などの強くかむことで大きな負荷がかかるところに用いられる修復法です。金属やセラミックスの頑丈な材質で、歯型を取って製作します。歯と歯の間が虫歯で隣接面を含む形なら、インレーが使われる場合が多くなります。 



■虫歯が歯髄に達しているのなら「深い虫歯」 

表面の穴が小さくても、レントゲンを撮ってみると歯髄まで達している深い虫歯ということもあります。浅い虫歯の場合は、表面を削って詰め物をするだけなので治療回数も少なく簡単に終わりますが、深い虫歯の場合は根管治療が必要となり、時間がかかります。 

根管治療は歯の神経の治療です。虫歯によって歯髄が壊死している場合は、歯髄を取り除く抜髄(ばつずい)を行います。「神経を取る」と言われたら、歯髄を取り、中を除菌清掃をする根管治療ということです。根管壁の無菌化に必要な清掃回数は2〜5回かかるため、歯髄に達した虫歯の根管治療には時間がかかります。 



 ■「C」は虫歯という意味のカリエス 

虫歯はカリエスといい、アルファベットのCと略されます。歯科検診や虫歯で歯医者さんに行くと「C1」「C2」という専門用語で伝えられます。 

C0は表面のエナメル質が白くにごっている状態で、虫歯の穴が開いていない初期段階です。キシリトールを食べたり、フッ素洗口剤での予防、歯みがきを正しくすることで改善することが多く、治療が必要のない虫歯です。 

C1はエナメル質、C2は象牙質まで虫歯が進行した状態です。治療は削ってレジンやインレーを詰めるというもので、歯髄までは達していない症状のことを指します。 

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C3は虫歯が歯髄まで到達し、痛みのないものから激痛を伴うものまで症状はさまざまです。早めに根管治療をして歯髄の清掃をしないと、炎症が歯茎にまで及ぶこともあります。 

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C4は虫歯で歯のほとんどが溶けてなくなっている状態のことです。歯の根まで虫歯菌に犯されている場合は残念ですが抜歯することになります。部分入れ歯やブリッジ、インプラント(人工歯根)などによる治療法が確立されています。 


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歯の健康を保つためには、3〜6ヶ月を目安に歯科検診を受け、虫歯の状態をチェックしてもらうことが大事です。また虫歯になりやすい人は、もう少し短い間隔で歯のクリーニングを兼ねて、歯医者さんで自分の歯を見てもらうようにしましょう。

クリーニングを定期的にすることによって、ご自身の歯をきれいに保つことができます。


 



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