抜いた歯から取り出した歯髄細胞を最先端医療と家族の安心に役立てる方法は二つあります。
(1)救命のため、医療研究のために寄付をする 〜抜いた歯はDPストックへ〜
(2)子ども自身や家族のために預ける 〜歯髄細胞バンクへ〜
歯医者で抜いて専門機関で保管、それが子供や家族、みんなの未来を守ることになるという考え方へ繋ぎます。
※専門機関での保管の必要性について病気やけがで再生医療が必要になった時にこれを活用できます。歯髄裁縫の中の幹細胞は量が少ないので活用するには培養が必要です。さらにセキュティ管理された施設で長期冷凍保存も必須となります。
(1)救命のため、医療研究のために寄付をする〜抜いた歯はDPストックへ〜
今まで捨てていた入試や親知らずを、救命医療や新薬開発名で医療研究のために有効活用できます。※1本の歯から1000人分の薬を作ることができます!!
DP(Dental Pulp デンタルパルプ)ストックとは?
脊髄損傷や脳梗塞後遺症、パーキンソン病名どの難治性疾患は、まだ十分に確立した治療方法が存在しません。再生医療はこれらの難病や救命医療に対する新しい治療方法として期待されています。
とはいえ、再生医療は治療に使う幹細胞が必要不可欠です。
現在、おもに骨髄や臍帯血から幹細胞を確保していますが、骨髄採取には身体的負担がありますし、臍帯血は採取チャンスが限られる、などの課題があります。
ところが、自然と生えかわる乳歯や治療で抜歯する親知らずから得られる歯髄(しずい)細胞は、身体に負担なく採取でき、若くて元気な幹細胞なので、色々な治療に利用することができます。
「DPストック」とは、難病や救命医療などの再生医療に対応する細胞の備蓄で、いわば「献血」ならぬ「献歯」のボランティア・プロジェクトです。
対象年齢
乳歯または、20歳以下の親知らず ※費用は無料です
申し込みの流れ
同意書記載→抜歯・発送→検査・保管→研究等に利用
●通常、細胞を取り出した歯は廃棄しますが、ご要望があれば歯を返却する事も可能です
●ご提供頂いた歯髄細胞は、研究等に利用させて頂くため、提供者ご本人やご家族の治療に利用することはできません。
(2)子ども自身や家族のために預ける〜歯髄細胞バンクへ〜
こともや家族のいざという時のために、歯髄細胞を半永久的に保管できます。※1本の歯で何度も再生医療を受けることができます。
良質の幹細胞が歯髄(しずい)細胞の中にあるとはいえ、その量は決して多いわけではありません。まずはその細胞を一定量まで培養し、治療利用に備えます。
そして細胞保管施設において長期間冷凍保存しておく執拗があります。
その保管機関が「歯髄(しずい)細胞バンク」です。
保管を希望されるお客様が安心して「歯髄(しずい)細胞バンク」をご利用いただけるよう、泉田歯科医院が認定されているACTE再生医療研究センターを中心に、大学病院や医療法人グループの細胞保管施設とも連携しています。
保管施設では歯から歯髄(しずい)組織を取り出し。一定量まで培養して細胞を増やし、各種検査で細胞の状態を入念にチェックします。その後、−150℃以下の液体窒素タンクで冷凍保管します。
万が一に備え、2ケ所の細胞保管施設であなたの細胞を大切に保存します。
対象年齢
年齢制限はありません
費用として、初期登録料、登録更新料等が必要となります※詳細はこちらをご覧ください
申し込みの流れ
申込書記載→抜歯・発送→培養→契約・入金→検査・保管→治療等に利用
ACTE再生医療研究センターのホームページはこちらです。
http://www.acte-group.com/
2012年3月1日歯髄細胞バンク歯科医療施設認定証
※画像クリックで拡大します。
いざというときの「再生医療」に、
歯科医院で抜いた歯の中にある細胞を保管しておくと
役に立つことが明らかになりました。
細胞は若いほど豊富で良質。
抜歯の際は医師にご相談ください。明日の健康に備えるチャンスです。
「再生医療」とは、ヒトが本来もっている自分自身を修復再生する力を利用して、ケガや病気で冒された組織や臓器を自分自身の細胞を使って再生治療する最先端医療です。
それは幹細胞と呼ばれる特別な細胞です。
歯科医院で抜いた歯の神経の中には、
将来、再生医療に役立つ良質な幹細胞が含まれています。
そこで鶴見大学歯学部では、
歯の中の神経、つまり歯髄にある細胞の再生能力に注目しました。
骨髄細胞と似たこの歯髄細胞は、
万能細胞といわれるiPS細胞もつくることができるため、
21世紀の再生医療を支える欠くことのできない細胞供給源となりつつあります。
ヒトの体内にある幹細胞は、年齢とともに減少します。
できるだけ若くて健康な細胞をバンクしておくことをお勧めします。
再生医療が普及しても、ご自分の細胞を採取して
すぐに再生医療に使えるわけではありません。
ウイルス感染など安全性の検査、
ケガや病気に合わせた治療用細胞への分化処理、
必要な細胞量への培養など、
治療までに準備が必要です。
それが「歯髄細胞バンク」設立の理由です。
お子様はもちろん、ご家族の万が一のケガや病気にいまから備えておく。
それは他には替えがたい具体的な安心です。
歯髄細胞を採取する大きなメリットは4つ。
(1)抜歯時に採取できるので、多くの人にチャンスがある。
(2)採取が手軽で身体への負担がほとんどない。
(3)増殖能力が高い。
(4)硬いエナメル質に守られた歯髄細胞は遺伝子の損傷が少ないため安全です。
再生医療に最適なこの条件を最大に生かすため、
歯科医療の最先端を担う[鶴見大学歯学部]と
医療の現在から未来までを見つめる[ACTE-Group 再生医療推進機構]がコラボレーション。
全国の認定歯科クリニックとともに、安心できる21世紀の医療を支えます。
登録・保管料金
◎上記料金には、歯の搬送費・登録手数料・細胞培養費・保管検査料・2次施設も含む10年間の保管料などが含まれています。
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「歯髄バンク」は、明日からの健康のために
ご自分の細胞を預ける保険とお考えください。