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補綴について

2019/01/29

補綴って何?

「補綴」(ほてつ)は歯科関係者には一般的な用語ですが、みなさんには聞きなれない言葉でしょう。歯科治療における補綴とは、歯が欠けたり、なくなったばあいに冠(クラウン)や義歯などの人工物で本来の歯や歯並びの形に戻し、機能を回復させる治療のことをいいます。つまり一般的には、「差し歯」や「かぶせ」や「入れ歯」などと呼ばれる人工物を使うもので、みなさんにも非常になじみの深い歯科治療法です。

古くは期限前2000年〜1000年のエトルリア人の墓地から発掘された入れ歯があります。日本でも奈良時代から入れ歯があったといわれていますのでね昔から行われてきた治療法と言えます。

歯が欠けたり失われる主な原因はむし歯(う蝕症)、歯周病、けが(外傷)などです。いずれの場合もそのまま放置すると次第に歯が失われ、噛めなくなったり、しゃべりにくくなったりして、本来のお口の正常な動きが阻害されます。また、歯並びが悪くなったり歯の色が悪くなったりして、見栄え(審美性)にも影響します。歯の痛みを伴うことも少なくありません。

それらの影響は口の中だけにとどまらず、あごの関節や消化器官、他の全身の病気に及ぶこともあります。「歯がなくなったぐらいで」と侮ることはできません。ですから、問題が生じたら、早めに補綴治療をすることが必要です。早めに適切な処置を受けていただくことをお勧めいます。



補綴治療法

補綴方法には大きく分けて固定式可撤式(かてつしき)があります。

固定式には土台となる歯の周囲を削ってその上人口の冠を被せる方法です。セメントを使って、取れないようにくっつけるので固定式と言います。「差し歯」や「かぶせ」がそれに当たります。また、歯が何本かなくなった場合でも両側に歯があればそれを土台にして抜けた部分に橋渡しをし、固定します。これをブリッジといいます。

一方、可撤式は出し入れする「入れ歯」のことで、歯の欠損に使います。何本か歯が残っている場合は「部分入れ歯」といい、入れ歯の維持・安定のため残った歯にバネ(クリスプ)を掛けます。すべての歯がなくなった場合は「総入れ歯」といい、歯肉の上に載せて使います。

どの方法を採用するかは診査・診断のうえ提案し、患者さんと話し合って決定します。その際、よく患者さんから「どれくらい持ちますか?」と聞かれることがありますが、補綴した後も良い状態を長く保つためには歯のみならず、歯周組織が健全であることが前提となります。なぜなら、歯は歯周組織が炎症によって破壊されると歯は支えを失い、ぐらぐらと動いてきます。

従って、補綴する前には必ず歯石や歯垢を除去するなど(歯周治療)して歯周組織を良い状態にしておく必要があり、補綴も良い状態を保つためには、メンテナンスが必要となります。

ご不明なことは、お気軽に泉田歯科医院でご相談ください。