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■ミイラから「サファイアの歯根」を発見

古代人の歯にもインプラント治療のあとが見られることから、人工歯根の歴史は紀元前にまでさかのぼります。エジプト文明のミイラに象牙などの宝石が埋め込まれていたり、インカ文明のミイラからサファイアの歯根が見つかっていますが、亡くなった方の来世の歯の健康を願う儀式のようなものとして、死後に埋め込まれた可能性もあるとされています。

しかし、経緯を経て西暦700年代には、生前にインプラント治療がなされたことがはっきりと分かっています。ヤマ族の女性の下顎の骨には貝殻が埋め込まれており、歯根と一体化し結合していることからも、歯の治療法のひとつにインプラントが用いられていたことが覗えます。 

この時代のインプラント治療に使われる素材は、鉄、金、エメラルド、コバルト、サファイア、クロム合金、アルミニウム、ステンレスなどがありましたが、どれも定番として長く使われることがありませんでした。このことから、インプラント治療法は一般的な歯の治療とはならず、広く浸透することはなかったのです。



■「チタン素材」はインプラントに最適 

現在ではインプラント治療にチタン素材が最適であることが分かっており、インプラント治療定番の素材として広く使用されています。チタンは強度、耐熱性、耐食性、軽さ、安全性において大変優秀で、骨との結合度も高いことが知られています。 

チタンがインプラントに最適であることが発見されたのは1952年。スウェーデンのブローネマルク博士による研究がきっかけでした。応用生体工学研究所の所長だったブローネマルク博士は、骨の治癒における骨髄の役割についての研究のために、ウサギのすねに生体顕微鏡用のチタン製器具を埋め込みました。

実験が終わりウサギのチタンを取り出そうとしたところ、骨とチタンがしっかりとくっついており、どうしてもはがすことができませんでした。博士はこの現象に興味を持ち、さらに研究を重ねることで、チタンの特質である「骨に拒否反応を起こさず結合する」ことを突き止めたのです。 

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 ■日々進歩しているインプラント治療 

スウェーデンのブローネマルク博士による研究により、インプラント治療に最適なチタン素材が用いられるようになってからインプラントの技術は著しい進歩をとげました。 

インプラント治療が広く一般の人に行われるようになったのは1960年代。インプラントはチタン以上に適した素材は出てこないといわれており、素材においてはこれまでに最高のものを使用できる状況です。 

また、インプラント治療の技術も日々進歩しており、より自然な歯の状態に近づけるよう歯科スタッフも切磋琢磨しています。高齢化社会の到来と同時に多くの人から必要とされるインプラントは、今後さらに注目される歯科治療と言えるでしょう。 

泉田歯科医院では、患者様にインプラントの治療だけでなく、他の治療方法も紹介し、患者様自身が治療方法を選択し納得したうえで治療を進めています。 なので、疑問に思ったことは気軽にスタッフにお声掛けください。

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