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■虫歯が歯髄(神経)に及んでいないのなら「浅い虫歯」 

虫歯を見つけていざ治療を始める際のポイントは、虫歯が歯髄、歯の根に達しているかという点です。虫歯の表面の穴が大きいとかなり深いと思われがちですが、虫歯の深さと見た目の大きさは関係ありません。

見た目は大きくても歯科医院でレントゲンを撮ってもらうと、歯髄までいかずに、レジン(プラスチックの詰め物)やインレー(部分的な銀の被せ物)で修復することが可能なむし歯もあります。一般的に詰め物をしてもらう方法で、レジンなら家や壁のヒビ修復のように少し削ることで修復できるので、比較的簡単に治療が終わります。

一方インレーは、神経を抜くほどではないがレジンでは修復できない虫歯が対象になります。奥歯などの強くかむことで大きな負荷がかかるところに用いられる修復法です。金属やセラミックスの頑丈な材質で、歯型を取って製作します。歯と歯の間が虫歯で隣接面を含む形なら、インレーが使われる場合が多くなります。 



■虫歯が歯髄に達しているのなら「深い虫歯」 

表面の穴が小さくても、レントゲンを撮ってみると歯髄まで達している深い虫歯ということもあります。浅い虫歯の場合は、表面を削って詰め物をするだけなので治療回数も少なく簡単に終わりますが、深い虫歯の場合は根管治療が必要となり、時間がかかります。 

根管治療は歯の神経の治療です。虫歯によって歯髄が壊死している場合は、歯髄を取り除く抜髄(ばつずい)を行います。「神経を取る」と言われたら、歯髄を取り、中を除菌清掃をする根管治療ということです。根管壁の無菌化に必要な清掃回数は2〜5回かかるため、歯髄に達した虫歯の根管治療には時間がかかります。 



 ■「C」は虫歯という意味のカリエス 

虫歯はカリエスといい、アルファベットのCと略されます。歯科検診や虫歯で歯医者さんに行くと「C1」「C2」という専門用語で伝えられます。 

C0は表面のエナメル質が白くにごっている状態で、虫歯の穴が開いていない初期段階です。キシリトールを食べたり、フッ素洗口剤での予防、歯みがきを正しくすることで改善することが多く、治療が必要のない虫歯です。 

C1はエナメル質、C2は象牙質まで虫歯が進行した状態です。治療は削ってレジンやインレーを詰めるというもので、歯髄までは達していない症状のことを指します。 

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C3は虫歯が歯髄まで到達し、痛みのないものから激痛を伴うものまで症状はさまざまです。早めに根管治療をして歯髄の清掃をしないと、炎症が歯茎にまで及ぶこともあります。 

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C4は虫歯で歯のほとんどが溶けてなくなっている状態のことです。歯の根まで虫歯菌に犯されている場合は残念ですが抜歯することになります。部分入れ歯やブリッジ、インプラント(人工歯根)などによる治療法が確立されています。 


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歯の健康を保つためには、3〜6ヶ月を目安に歯科検診を受け、虫歯の状態をチェックしてもらうことが大事です。また虫歯になりやすい人は、もう少し短い間隔で歯のクリーニングを兼ねて、歯医者さんで自分の歯を見てもらうようにしましょう。

クリーニングを定期的にすることによって、ご自身の歯をきれいに保つことができます。