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■インフル予防と歯みがき

例年冬が近づいてくると風邪やインフルエンザが流行ってきます。風邪は「引く」と言い、「罹る(かかる)」とは言いません。平安時代には自然現象の中にはいろいろなところに邪気が潜んでおり、風邪は「風の中の邪気」を身体に『引き入れる」ことでなると思われていたようで、風を引き入れることを「風を引く」と表現するようになったそうです。

鎌倉時代になると、「風」に「邪」という字をつけて「風邪(ふうじゃ)」と呼ぶようになり、明治時代になって「風邪(かぜ)」と読むようになりました。

インフルエンザの主な感染経路には感染者のせきやくしゃみによって放出されたウイルスを他の方が吸い込んで感染する「飛沫感染」と、ドアノブなどを介して、ウイルスが付いた手をよく洗わずに食べたりすることによって感染する「接触感染」があります。
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ウイルスはさまざまな所に付着し、また、冬場の乾燥した空気の中には長く滞留します。ウイルスの感染力は2〜8時間継続すると言われており、それがお口を入り口として体内に入り感染の引き金となる場合があります。

インフルエンザウイルスは、気道の粘膜に付着して増殖すると考えられていますが、粘膜にはウイルスが付着できないようにタンパク質の膜があり、その侵入を阻害します。ところが、お口の中の、ある酵素はこの膜を破壊し、ウイルスの付着を助けてしまいます。


この酵素は口腔内の細菌が作り出すため、日々の歯みがきをきちんと行い、この酵素の発生を抑えることがインフルエンザの予防につながるのです。

近年、歯磨きは免疫力を高め、成人病や認知症の予防につながるなどさまざまな効果が解明されてきました。毎日の歯磨きの習慣を大切にしましょう。



■体の定期健診

現在、是軒には数えきれないほどの薬が流通しております。血圧を下げる薬、血を固まりにくくする薬、糖尿病治療の薬、骨を丈夫にする薬等、例をあげるときりがありません。

よく、歯が痛むので抜いてほしいと来院される方がおられます。病院で処方されている薬を拝見すると、血を固まりにくくする薬や骨を丈夫にする薬を飲んでいたりします。

歯を抜く治療は出血を伴う処置であるため、血が止まらなくなったり、骨を丈夫にする薬は種類によっては、抜いた歯の周りの骨が死んでしまったりする場合もあります。

歯科医は、来院される患者様のお体の除隊を知るには、かかりつけの病院の主治医にお伺いしないと分からない場合があります。とくに新規の患者様になると、おくすり手帳等がないとどのような薬を飲まれているのかわかりませんし、出血を伴う治療を行うとき、主治医の先生の指示が必要になることもあります。

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しかしながら、病院をまったく受信したことが無く、知らないうちにお体を悪くしている方もおられます。そのような方は歯科医院受信されるとき、「病気もないし薬も飲んでいません」と答えられるでしょう。歯科医は問診時にその方の様子、表情、話し方によって判断しますが、さすがに限界があります。

麻酔や緊張による血圧の上昇や、抵抗力低下による感染等、歯科治療には最新の注意が必要となります。

このように歯科治療を行う場合、お体の状態により、治療不可能と判断しなければならないこともあります。歯の治療も非常に大事です。

しかし、皆様のお体の健診を定期的に行って、ご自身の健康状態を把握していただくことはスムーズな歯科治療を行うために、とても大事な事なのです。