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■かみしめ癖って何?

お口の中を見ると、舌の縁に歯の型がついていたり、頬の内側にスジがついたりしていませんか?これは上下の歯が接しているところに、舌や頬などの柔らかい粘膜が歯に押し当てられてついた跡です。これがあると、その人は歯を噛みしめる癖を持っていることが分かります。

実は、安静にしている時には上下の歯は当たってない、つまり噛んでいないのが普通なので、この粘膜押し当てられた跡はない方がよいのです。食事の時と荷物を持つときなど身体に力を入れるときには、奥歯で食いしばるために上下の歯は当たりますが、それ以外は前歯で1、2ミリのすき間があり、安静空隙と言われています。

安静にしている時に噛んでしまう癖が、かみしめ癖といわれ、細菌いろいろなお口の症状の原因になっていると考えられています。ただし、病気とまでは呼べないため、「癖」と呼ばれているのです。

かみしめ癖により歯を噛んでいる時間が長くなると、歯が欠ける、詰め物が外れる、歯がぐらぐらする、歯が痛い、などの歯の症状が出ることがあります。ひどくなれば顎がカクカクという、顎が痛い、口が開かない等の顎関節症の症状も出る場合があります。また、顎を閉じる筋肉を酷使することになり、肩こりや頭痛が生じることもあります。

対処法として、歯が当たっていることを自覚することが噛みしめ癖を改める第一歩になります。「上下の歯を当てない」と書いたメモを目のつくところに貼ることが勧められており、気がついたときに歯を浮かすようにしましょう。

また、舌の先が下顎前歯の根元辺りにあると無意識のうちに上下の歯同士が当たってしまいます。下の位置は上顎についているのが望ましいです。唇を閉じて、舌を上顎につけて、鼻で息をすると、自然と安政位がとれます。かみしめ癖は自分では気付かないので「癖」なのですが、身体に悪い影響を及ぼします。一度、何気ない時に歯と歯ぐきが当たってないか、注意してみてください。


■舌は元気ですか?

「食べる」時は歯、舌、頬を強調させて食べ物を咀嚼し、飲み込んでいます。今回は舌に焦点を絞ってお話します。

舌は、舌の形を変える筋(内舌筋)と舌を動かす筋(外舌筋)からできています。2021012109443136737.jpg食事の時、舌は歯で噛み砕かれた食べ物を集めて、舌の上で飲み込みやすい塊にして、喉の奥へ送り込んで飲み込みます。これら一連の動作は意識的に行われるのではなく反射的におこります。

しかし、脳卒中などで飲み込む機能が障害されたり、加齢で飲み込む機能が低下したりすると食べ物が誤って気管に入っていまい、誤嚥性肺炎を発症することがあります。飲み込む機能が低下した場合、トレーニングやリハビリテーションにより機能を回復することが期待できます。

若年層でもうまく舌を痞えていない方がおられます。正しい呼吸法はしたが上あごにつき、唇を閉じて鼻で呼吸します。鼻呼吸がうまくできないために口呼吸になってしまう方もおられ、歯周病やむし歯の原因となります。歯並びも舌の状態に大きく影響されることがあり、子どもの頃から舌の癖を矯正して舌の位置を正す必要があるお子様もおられます。

このように何気なく使っている舌が皆さんの健康維持に大きな影響を及ぼす要因の一つであることが少しおわかり頂けたでしょうか。安静時、舌の先は上あごの前歯の少し後ろに軽く触れている状態が望ましい位置とされています。一度確認してみてはいかがでしょうか。