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■楽しい食事
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いかなご、たらの芽、タケノコなど、春はおいしい食材が店先に並びます。しかしせっかくの食事も歯が健康でなければおいしくいただくことができません。取り外しの部分が義歯や総義歯を使っている方から、毎日の食事の苦労をお聞きします。

かぶせや固定式のブリッジではあまり気にならなかったのに、義歯を使うようになってから急に食事がしづらくなったとか、義歯だから柔らかいものしか食べられないとあきらめいてる、といった内容です。

どうして義歯では食事がしづらくなるのでしょうか?多くは、合わない義歯を使用している場合です。これは義歯の修正で対応できる場合と、新しい義歯の製作が必要になる場合があります。

次に、義歯はよくあっているのですが、かみ合わせなどの調製がまだ不十分な場合です。これは新しい義歯を装着して間もない時期によく見受けられます。

診療室では、かみ合わせや、歯ぐきと義歯がよくあっているかを何回も調べます。しかし、食事中の口は上下だけでなく左右や前後に複雑に動いて食べ物を噛みすりつぶしていきます。この精密な調節には回数と時間が必要になります。

義歯は完成までに、型を採ったりかみ合わせを採るために診療所に何回も通う必要がありますが、新しい義歯を使いこなせるようになるためには、それ以上に何回も調整が必要になります。1、2回の調製で治らないから義歯はこんなものだとあきらめずに、かかりつけの先生に相談してください。

また一度なじんだ義歯でも、毎日使用しているうちに少しずつ人工の歯が摩耗し、調整が必要になる場合もあります。義歯とうまく付き合って食事を楽しむためにも、定期的にケアを受けるようにしてください。



■入れ歯の定期検診
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「この入れ歯は何年もつの?」「どれくらいで作り直すの?」と言う質問をよく受けます。入れ歯の材料は通常アクリルレジン(ポリメチルメタクリレート)でできています。これは1937年に発表されて現在に至るまで70年以上もの間使用され続けています。この他にはポリカーボネートを使用する入れ歯もあります。

アクリルレジンの短所には、吸水性がある、汚れやにおいがつきやすい、カンジダ菌を主体とした細菌が付着しやすい、傷がつきやすい、などがあります。入れ歯の試用期間が長くなると、入れ歯を取り巻く口の中の環境は徐々に変化します。

では入れ歯が合わなくなる場合はどんな時でしょうか?

・一つ目は歯ぐきが痩せてきた場合
・二つ目は残っている歯の状態が変化した場合
・三つ目は入れ歯の歯が摩耗してしまい、うまくかめなくなってしまった場合

などが、考えられます

顎の骨は時間の経過とともに吸収していきます。すると、入れ歯が緩くなったり、合わなくなったりします。場合によっては入れ歯が破折することもあります。歯を喪失すると、部分入れ歯ではバネによる支えが効かなくなり、口の中で動くので痛みが出ることがあります。

歯が摩耗すると、以前はかみきれていたものでもうまくかめなくなります。すると、無理にかもうとするため、歯ぐきにあたって痛みが出ることがあります。

入れ歯においても定期検診は必要です。定期検診では、かみ合わせの状態、歯ぐきとの間に隙間がてきて入れ歯が緩くなっていないか、などをチェックします。入れ歯に汚れがついて侭田と口臭の原因にもなります。

入れ歯を快適に使用するには、少なくとも1年に2回の定期検査を受けると良いでしょう。